10月4日にASOVIVAにて、日本デジタルデトックス協会の方に来てもらい、デジタルデトックス体験セミナーを開催しました!
そもそも、デジタルデトックスってなに?
デジタルデトックスは、全くデジタルを断ち切った生活をしましょうというものではなく、『最高のONのために、最高のOFF』をきちんと作っていきましょうというもの。そのために、習慣的にデジタルをそばにおかない時間を作っていきましょうというもの。
今回は3時間のプログラムを行っていただきました。
- 第一部 デジタルデトックスについて、依存度チェックなど
- 第二部 実践編1:デジタルデトックスに効果的な運動
(オフィスでできる軽い運動)
※ヨガスタジオSolaインストラクターのJunko先生 - 第三部 実践編2:内観(瞑想など)
第一部の内容のメモをのせておきます。

デジタルによる影響:脳疲労、VDT症候群、ブルーライト
VDT(Visual Display Terminal)Syndrome:コンピュータのディスプレイなど表示機器を長時間使い続けたときに起こる身体や精神におこる影響
- 目の症状 – ドライアイ、充血、視力低下、眼精疲労など。
- 体の症状 – 頸肩腕症候群(キーパンチャー病)。首、腰、肩のこり、だるさ、痛み、慢性化すると背中の痛み、手指のしびれなど。
- 心の症状 – 食欲減退、イライラ、不安感、抑うつ症状など。
人はぼんやりするときも大事:
ぼんやりしているときに、脳は何もしていないわけでなく、そのときも大事な働きをしている。
ぼんやりする時を専門用語では、default mode networkといい、なんらかの思考や関心や注意を伴わない、ぼんやりと安静状態にある脳が示す神経活動を言います。fMRI*を用いると、何もしない安静時にのみ、活動が活発になる脳の領域が複数存在し、互いに同期することが明らかになった。自己認識、見当識、および記憶に関わる基本的な役割があると考えられている。
例で言うと、書庫整理をしているような状況。できないと、書類などがごちゃごちゃになって、どこに何があるかわからなくなってしまう。ゴミ屋敷状態に><
*MRI(核磁気共鳴も参照)を利用して、ヒトおよび動物の脳や脊髄の活動に関連した血流動態反応を視覚化する方法
そもそも、なんで、依存してしまうのか。
- 脳は新しいモノ好き、情報を含めて。
- FOMO(the Fear Of Missing Out): 情報から取り残されてしまう恐怖感と、MOMO(the Mystery of Missing Out): 自分に情報が入ってこないという不安感というのが、SNSがもたらした現代病。なので、最近はライブ系が多いですよね。
- tech company: 世界中の頭のいい人たちが、どうやって滞在時間やサービスを使ってもらえるようにするか、考え抜いている→言葉は悪いが、「中毒にさせるための施策」。

一部の最後には、デジタルをすべて没収されて、これから2時間のデジタルが近くにない時間がはじりました。
第二部のJunko先生の座ってできるストレッチでは、自分の身体の硬さに驚愕!でも、ほぐすことによって肩も腰も動かしやすくなりました。動かさないと動かせなくなってしまいますね。自分の身体に向き合う時間の大切さを体験できました。

第三部では、瞑想の時間。瞑想の入り口は、意識を向けること。普段、意識や注意が散漫してしまっていることが多い中で、一つのことに意識を向け続けてみる。今回は、ナッツ類やフルーツを『意識して』味わってみる瞑想と、呼吸と発声に注意を向ける瞑想を体験しました。

また、ASOVIVAでもデジタルデトックス行いたいと思っております。
日本デジタルデトックス協会主催で、11月22日(金)〜24日(日)には、デジタルデトックスリトリート@熊野古道を開催するとのことです!ご興味がある方は、ぜひ連絡をとってみてください!